佐賀県は3日、県内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の延べ感染者96~104人目に当たり、累計で100人を超えた。緊急事態宣言などの効果で5月半ばから7月中旬までゼロが続いたが、7月下旬からは急増している。県は「非常に厳しい状況だが、まだ市中感染は限定的」とみている。

 新規感染者9人のうち2人はクラスター(感染者集団)が発生した佐賀市のラウンジ「月の下」関連だった。1人は杵島郡江北町の30代男性で客として店を訪れていた。もう1人は神埼郡吉野ヶ里町の70代男性で、前日に感染が分かった男性客の同僚で濃厚接触者として検査をした。クラスターは計12人になった。

 また、7月末に感染が確認された県内の建設会社社長の50代男性(佐賀市)や友人らの関連では、新たに佐賀市の50代女性の陽性が判明した。前日に感染が分かった佐賀市の30代女性と同居する母親で、濃厚接触者として検査をした。関連の感染者は8人となった。

 7月30日に2人の感染が分かったフコク生命(本社・東京)の佐賀市内の営業所に関し、ここに勤務する佐賀市の30代女性の感染を新たに確認した。ウイルス検査でいったん陰性と判定されていた。

 これまでの感染事例と関連がない感染者も確認された。1人は鳥栖市の50代男性で、サガテレビの営業局管理職であることを同社が公表した。このほか、いずれも佐賀市の男性で、20代2人と30代1人の計3人については、関連性があるとみて調査を進めている。

 2日夜に感染が分かった佐賀市の20代女性は、福岡市内の専門学校生で、7月21日に接触した学校の友人3人が後に陽性と判明。福岡市から濃厚接触者として調査依頼が来ていた。佐賀県はこの専門学校生の関連調査の中で、3日夜に佐賀市の10代女性の感染を確認した。(栗林賢)

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