実際に料理を盛り付けてコロナ対策の器使いを提案した錦右ヱ門陶苑の展示会=西松浦郡有田町の保名

コロナ対策で、一度に2人分運べる器使いを紹介した徳幸窯の展示会=西松浦郡有田町の同窯

 有田焼窯元有志による展示会が6月28、29の両日、西松浦郡有田町の各窯元などで開かれた。新作とともに、新型コロナウイルス感染症対策として、飲食を提供する際に接触が減らせる器使いの提案も見られた。

 コロナ禍で商談の機会が減る中、主に業務用を生産する11窯元が、地元の商社や問屋向けに開いた。需要先の旅館や飲食店は、接触をなるべく避ける取り組みが進む。これに対応し、器だけなく、盆や重箱を使った提供スタイルも含めて提案するケースも見られた。

 錦右ヱ門陶苑(山口幸一郎社長)は、日本料理店で開催。木の箱や盆の中に、料理を盛り付けた食器類を配置して展示し、料理を運ぶ回数が減らせる上、見栄えもする方法を紹介した。撮影した画像を商社や問屋に提供し、販売に役立ててもらうという。商社からは「料理があると説得力が増す」と評価の声があった。

 徳幸窯(徳永弘幸社長)では、1度で2人分の料理を運べる器使いを、お品書きを添えて提案した。(古賀真理子)

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