初めての献血に挑む佐賀商高サッカー部の生徒たち=佐賀市の県赤十字血液センター

 県高校総体の代替大会SSP杯高校スポーツ大会で頂点に立った佐賀市の佐賀商高サッカー部が、「サンキュー(390)プロジェクト」と題して献血活動に取り組んでいる。SSP杯を開催した佐賀県に恩返しをしようと、部員らで発案した。

 マネジャーが同校近くの県赤十字血液センターと連絡を取り、保護者の許可を得た希望者が、1日に数人ずつ計画的に行っている。16歳から献血ができるため、2、3年生55人で取り組んでいる。今後は同校の野球部にバトンを渡し、他の部活動や他校に活動を広げて「390人」の達成を目指している。

 3年の山下健人さんは「総体がなくなった時は落ち込んだけど、最後の大会があってよかった」と振り返る。献血は初めてという2年の與猶健心(けんしん)さんは「思ったより痛くなかった。継続して取り組みたい」と話している。

 県赤十字血液センターによると、新型コロナや豪雨の影響で、献血車の派遣中止が相次ぎ、特に需要の高いO型の血液が不足しているという。同センター献血推進課長の一ノ瀬知早子さん(57)は「血液は使用可能な時間が限られているので、継続的な取り組みはありがたい」と話している。(森田夏穂) 

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