佐賀県は8月1日、新たに県内に住む20~80代の男女8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した佐賀市のラウンジ「月の下」関連の感染者は2人増え、計7人となった。県内の建設会社社長に端を発した感染者も4人増えて計6人に。県内の感染者は延べ90人となった。

 県によると、「月の下」関連では武雄市の20代女性と佐賀市の30代男性の計2人の感染が確認された。これまでに陽性が判明している従業員や客の接触者だった。県は7月31日に店名を公表して利用者らにウイルス検査を呼び掛け、1日に29人を検査した。

 31日に感染が確認された県内の建設会社社長の50代男性と友人=いずれも佐賀市=の関連でも、新たに4人の感染が判明した。内訳は、7月25日に友人とマスクを着用せずに立ち話をした20代女性や、同日に社長と会食した50代男性2人、このうち1人の母親の80代女性。県は、場所や関係性を精査してクラスターと扱うかどうか判断する。

 これらとは別に、鳥栖市の20代男性2人の感染を確認した。7月24日に佐賀県内の友人宅で、計5人で宿泊していた。残り3人のうち、久留米市の友人1人も感染が確認された。

 20日以降は福岡由来の若い世代の感染が相次いでいたが、年齢層が広がり、県内での感染も増えている。大川内直人健康福祉部長は「前半と違う様相を呈してきている。限定的だと思うが、市中感染の可能性は否定できない状況になっている」と述べた。病床は115床を確保し、療養用のホテルも稼働している点を踏まえ、「現時点で病床が逼迫(ひっぱく)している状況にはない」とした。

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