新型コロナウイルス感染者を誹謗中傷しないよう呼び掛けた市職員=佐賀市役所玄関

 新型コロナウイルスの感染者が佐賀市内で確認されたことを受け、市は29、30の両日、人権啓発活動を市役所玄関で行った。チラシを配布して、感染者への誹謗(ひぼう)中傷をしないよう呼び掛けた。

 感染予防のため検温とアルコール消毒をした職員8人がマスクと手袋を付けて、来庁者計500人に配った。密接などの「3密」を避けるためにチラシを入れたかごを差し出し、取ってもらう形にした。

 県内では感染者宅が投石されたり、個人情報を特定されたりするなどの人権侵害が起きている。市人権・同和政策・男女参画課は「誰しも病気にかかる可能性があり、個人が悪いわけではない。『もし自分だったら』と考えながら行動してほしい」と呼び掛けた。

 啓発活動は6月に続いて実施した。8月3日夕方にもJR佐賀駅周辺で行う。

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