タイや野菜などを祭壇にお供えして新型コロナ禍など疫病の鎮静を祈願する神職ら=佐賀市松原の佐嘉神社

 佐嘉神社(佐野安正宮司)は1日、疫病流行鎮静の祈願祭を行った。祭壇に鯛(たい)や御神酒、根菜、フルーツなど6種類の供物を献上し、新型コロナウイルス感染のいち早い収束を願った。

 佐野宮司ら神職関係者が、第十代藩主・鍋島直正らをまつる佐嘉神社で祈願した後、藩祖・直茂や初代藩主勝茂らをまつる松原神社でも厳かに神事を執り行った。

 佐野宮司は、幕末に鍋島直正が天然痘撲滅に向け種痘に取り組んだ例を上げながら「疫病鎮静の祈願は初めての試みだが、神社の由来を考えれば、疫病鎮静の神事をこの神社で行うのは必須」と話した。

 県内で新型コロナウイルスの感染者が増えていることから、同神社は、参列者を募らず、毎年8月の第一土曜日に開いていた七夕祭も中止にしている。

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