サイバーセキュリティーに関する4択問題に挑戦する学生=佐賀市のアイスクエアビル

 情報工学分野の専門学生を対象にしたサイバーセキュリティセミナー(県警主催)が30日、佐賀市であった。県警の担当者が、検挙件数が高止まり傾向にあるサイバー犯罪の手口を解説。学生26人がサイバー犯罪の被害に遭わない対処法を学んだ。

 セミナーは将来、企業などでIT人材として活躍する学生にサイバーセキュリティーへの意識を高めてもらうのが狙いで、九州国際情報ビジネス専門学校(佐賀市)と佐賀コンピュータ専門学校(同)の学生が参加した。

 県警サイバー犯罪対策課の職員が、巧妙化しているという犯罪の手口について解説。銀行や通信事業者などを装ってショートメッセージサービス(SMS)を送り付け、偽サイトに誘導し個人情報を盗み取る「スミッシング」を紹介し、「予防策は複雑なパスワードを設定し、不審なメール内のリンクをクリックしないこと」と注意を促した。

 送信元を示すIPアドレスなどを基にしたサイバー犯罪捜査の方法の一部も紹介。学生たちはセキュリティー対策や犯罪捜査に関する4択問題にも挑戦し、サイバー犯罪の危険性について理解を深めた。

 藤井信吾サイバー犯罪対策課長は「普段何気なく使っているSNSはサイバー空間につながっており、場合によっては犯罪に遭うこともある。安全・安心のため、まずは自分自身を守る知識を身に付けて」と呼び掛けた。

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