開館16周年を記念したカノン砲の祝砲=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

カノン砲の祝砲の合図をする子ども=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市の佐賀城本丸歴史館(七田忠昭館長)は1日、開館から16周年を迎えた。記念日に合わせてカノン砲の祝砲があり、元気に号令を掛けた子どもたちは、大音響で火を吹く迫力に歓声を上げた。

 同館は16年で累計360万人の来場を迎えた。祝砲は3年連続の実施となる。夏休みが本格的にスタートし、鯱の門付近に置かれたカノン砲(複製)の周囲には大勢の家族連れが集まった。来場した子どもたちは3秒前から大声でカウントダウンし、「撃て」と号令を掛けた。

 祝砲は5発で、ごう音が響くと来場者は音の大きさと振動に驚き、最初の祝砲では思わず「キャー」と歓声も上がった。合図を出した佐賀市の蒲原穂花さん(8)は「成功するのかドキドキした。初めて見たけど、赤い火が見えてきれいだった」と笑顔で話した。

 同館企画学芸課の鈴木良太主査は「(新型コロナウイルスの)対策をしっかり取り、来場された方の笑顔が見られてよかった。子どもたちの思い出に残るとうれしい」と話した。

 同館では江戸時代に佐賀藩を治めた鍋島家の妻たちをテーマとした展覧会「鍋島家の女性たち」を30日まで開催中。これに関連し、中学生以下を対象に紙箱などで琴を作るワークショップを8、15の両日に開く。午前、午後の2部制で、料金は無料。同館ホームページで事前申し込みを受け付けている。

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