こうち総文の特設サイトを閲覧する佐賀県高校合同吹奏楽団のメンバー=佐賀市の龍谷高

こうち総文の特設サイトを閲覧する県高校合同吹奏楽団のメンバー=佐賀市の龍谷高

 全国の高校文化部の祭典、第44回全国高校総合文化祭(2020こうち総文)が31日、新型コロナウイルスの感染予防のためウェブ上で開幕した。今年は約2300校の生徒が参加し、10月31日まで開かれる。

 特設サイトでは、部門ごとに参加校から寄せられた作品画像や発表動画の公開が始まった。6日には総合開会式を中継する。

 吹奏楽部門に出場する佐賀県高校合同吹奏楽団(64人)のうち、龍谷高吹奏楽部の4人はアップされた動画に見入った。2年の上村真凜さん(16)は、伝統校・尼崎市立尼崎高(兵庫県)の演奏に「人数が多いのに音がまとまっている」と目を見張った。

 県吹奏楽団は新型コロナの影響で集合練習が難しい中、7月26日に収録を終え、近日中に動画が公開される。龍谷高2年の小柳由梨亜さん(17)は「ホールに行かなくても聞いてもらえる。私たちの演奏で、音楽に元気をもらってほしい」と笑みを浮かべた。

 高知県の実行委員会によると、地域によって感染状況やクラブ活動の制限に違いがある点を考慮し、9月30日まで作品などを受け付ける。

 総文祭には演劇や郷土芸能、弁論、自然科学など23部門がある。都道府県が持ち回りで毎年夏に開き、昨夏は佐賀県で開かれた。主催は文化庁と全国高校文化連盟、地元自治体などで、ウェブ開催は初めて。(花木芙美)

このエントリーをはてなブックマークに追加