色鮮やかな染色作品(中央)を寄贈した城島旗染工の城島守洋社長(左)と、受け取った佐賀新聞社の中尾清一郎社長=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀県小城市牛津町の城島旗染工(城島守洋社長)は7月31日、8月1日に136年目の創刊記念日を迎える佐賀新聞社(佐賀市)に、東アジアの文様と日本の家紋を融合させた色鮮やかな染色作品を寄贈した。

 明治時代から続く城島旗染工では五月のぼりや法被、大漁旗などを手掛けてきた。染物職人の城島社長は近年、日本の伝統文化を海外に発信しようと、中東やヨーロッパのデザインを取り入れ、米ニューヨークやイタリアのミラノなどで個展を開いてきた。

 寄贈した作品「いのり」(縦216センチ、横36センチ)は明るい赤紫色を主に、光が放たれるようなデザインで、一つ巴が配されている。「原始時代の祈りのようなものをイメージした。さまざまな人に見てもらいたい」と城島社長は話す。

 受け取った中尾清一郎社長は「城島社長は洋の東西を問わず、多くのデザインから瞬間的にインスピレーションを得る。今回は東洋的なモチーフを頂き、光栄に思う」と謝辞を述べた。(福本真理)

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