九州地方整備局は31日、今年7月の豪雨で被害を受けた九州の20水系について、本年度予算の予備費約55億円を充当し、堆積した土砂の撤去や損傷した堤防・排水施設の応急対策を進めると発表した。早期に対応し、台風や大雨に備える。

 佐賀県関係では、筑後川に大分、福岡両県と合わせて6億5900万円、武雄河川事務所が管理する嘉瀬川、六角川、松浦川に2500万円ずつ配分した。

 筑後川水系では、支流の早津江川の戸ケ里漁港付近に大量の土砂が堆積し、航行の妨げになっている。国土交通省筑後川河川事務所の諸富出張所は取材に対し、「今後調査して、今回の予備費での対応箇所を決めることになる」と述べ、現時点では予算が充当されるか未定とした。早津江川では8月3日から約2週間、状況把握のために測量調査を行うという。

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