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子どもの成長段階に応じた機器やネットの利用方法を紹介する啓発パンフ
小城市の牛津地区青少年育成（いくせい）会は、インターネットに関（かん）するトラブルから子どもたちを守るための啓発（けいはつ）パンフレットを作りました。成長段階（せいちょうだんかい）に応（おう）じた機器（きき）の使い方やネットの利用方法（りようほうほう）を載（の）せて、情報（じょうほう）社会と向き合っていくための手だてを紹介（しょうかい）しています。
情報モラルの啓発に取り組むＮＰＯ法人（ほうじん）ＩＴサポートさがと協力（きょうりょく）して１８００部を作りました。ネット利用の低年齢（ていねんれい）化を受け、牛津町の小中学校や保育（ほいく）所や幼稚園（ようちえん）に配り、市のホームページにも掲載（けいさい）しています。
佐賀県の２０１９年度調査（ちょうさ）では、市内の小学５年生で携帯（けいたい）電話やスマホを持っている割合（わりあい）は６３．２％、中学２年生は７７．２％に上り、いずれも県平均（へいきん）を数ポイント上回りました。このうち中学２年では、２８．４％が１日に２時間以上（いじょう）使っていると答えました。
パンフレットには、大人の目が届（とど）くように「リビングで使う」「ゲームのユーザー名に本名は使わない」といった利用時の注意点を年代別（べつ）に紹介。実際（じっさい）に起きたトラブル事例（じれい）や、閲覧対象（えつらんたいしょう）や利用時間を制限（せいげん）する「フィルタリング」機能（きのう）を案内（あんない）するウェブサイトのＱＲコードも載せています。（２９日付１７面）
