祖父の形見の竿とリールで80・3センチ、 6・26キロのマダイを釣り上げた永戸衆大さん=伊万里市のまるきん伊万里本店

 小城市の永戸衆大さん(24)は5日、長崎県平戸沖で今年2月に亡くなった祖父の形見の竿(さお)とリールを使い80・3センチ、6・26キロのマダイを釣った。初めての大物。「釣り好きのじーちゃんの竿やったけんやろうな」と声を弾ませる。

 永戸さんは3年前、友人に誘われ釣りを始めた。イカ釣りのエギングを主にやっていたが、永戸さんの釣りに刺激を受けた初心者の父親が思わず船を購入。父親やその友人たちと沖に出て釣りを楽しむようになった。

 午前7時に伊万里港を出港。天気はどんよりとしていて「雨が降り始めたら引き上げよう」と決めていた。一緒に行った父親らがイトヨリやエソを釣り上げていく中、永戸さんは不漁が続いた。雨が降り始めた頃、永戸さんの竿が大きくしなった。「根掛かりしたかなと思った」。しかしすぐに力強い引きを感じた。必死に竿を上げ、周りに助けてもらいながらどうにかタモに入れて釣り上げた。「『デカッ!』あまりの大きさにそれしか言えなかった」と笑う。

 一緒に乗船していた父親らにとっても初めての大物だった。船に乗るようになって「やっと魚に挑戦できるようになった」という永戸さん。今回の経験を刺激に「もっと大きいのを釣りたいですね」と意気込む。▽仕掛けは竿が1・8メートル、道糸は10号、ルアータイラバ。

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