中高生の居場所づくりに取り組む大学生の野田涼平さん(左)と野中魁土さん=唐津市の町家カフェぜん

まちづくりワークショップで話し合う参加者たち=唐津市の町家カフェぜん

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 関東の大学生2人が、唐津市坊主町の古民家を拠点に中高生が交流できる「たまり場」をつくった。週4回開放しており、神奈川大4年の野中魁土(かいと)さん(21)は「中高生同士で、新しいプロジェクトが生まれる場になってほしい」と話す。

 中高生のメディアリテラシーの向上などに取り組む学生団体「Literrace(リテラス)」の野中さん=福岡県出身、慶応大4年の野田涼平さん(21)=静岡県出身=が中心となっている。唐津市湊町のイベント運営に加わった縁があり、「唐津に学校の垣根を越えて交流できる場をつくろう」と休学して共に3月から移住した。

 古民家「町家カフェぜん」(現在カフェは営業していない)を所有企業から借り、勉強や自由におしゃべりできる場として運営する。新型コロナウイルスの影響で、4~6月はオンラインで「たまり場」を開催。恋愛心理学やマーケティング、フェイクニュースの見極め方などの講座を開いた。地元の高校へ呼び掛け、全12回で28人が参加したという。

 25日のオープニングイベントでは、市内の高校生5人、大学生3人が参加。まちづくりを考えるワークショップや謎解きゲームを楽しんだ。唐津に来てもらうプランを考えるワークショップでは、ターゲットとする人物像を具体的に空想した上で企画を考えた。

 唐津商3年の市丸真妃さんと佐伯実桜(みお)さんは「普段は勉強できたり、気軽に立ち寄れる場所はほとんどない。ここだったら話しやすい雰囲気で落ち着く」と話し、「いつもは関わらないような大学生や大人とも話せるのが楽しい」と笑顔を見せた。

 利用日は火、木、土、日曜の午後2時~4時。夏休みに入る8月は20日から再開する。

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