新たな感染者について説明する佐賀県の大川内直人健康福祉部長(左)=29日夕、県庁

 佐賀県は29日、多久市と鳥栖市のいずれも20代男性2人と、鳥栖市の10代女性の計3人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。うち2人は来店客に感染者が出て店名が公表されている福岡市内のクラブを訪れていた。佐賀県内の感染者は延べ72人になった。

 鳥栖市の10代女性は、26日に感染が判明した三養基郡基山町の20代女性の同僚で、福岡県内の商業施設で接客販売員をしている。複数回、福岡市内のクラブを訪れていた。女性は無症状で勤務を続けていたが、福岡県から調査依頼を受け、29日にウイルス検査をした結果、陽性だった。

 鳥栖市の20代男性は、県内の専門学校生で、18日に友人と福岡市内のクラブを訪れていた。22日に発熱や関節痛が出て発症し、29日の検査で陽性が判明した。両親2人を濃厚接触者として検査する。

 多久市の20代男性は、28日に感染が確認された小城市の20代男性の同僚で、佐賀県内の建設会社に勤務している。22日、後に陽性と判明した同僚と車に同乗しており、県はここで感染した可能性があるとみている。県が職場の同僚8人を検査する中で判明した。28日から発熱などの症状が出ている。家族4人を濃厚接触者として調べる。

 県は20日以降に確認された県内の感染者のうち、店名が公表された福岡市のクラブ「HAPPY COCK(ハッピーコック)」に4人、「Cat,s Fukuoka(キャッツ フクオカ)」に2人が訪れていたことを明らかにした。

 また、28日に感染を確認した佐賀大の20代男子学生に関し、県は部活のメンバーやアルバイト先の同僚ら29人を検査した結果、全員陰性で感染経路の特定には至っていないと発表した。学生の接触者には福岡県在住者もいて、まだ検査できておらず、調査を進めるとしている。

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