佐賀県内での新型コロナウイルス感染の拡大を受け、佐賀市嘉瀬町の県医療センター好生館は29日、来館者への感染防止対策の強化を発表した。5月26日から制限付きで許可していた入院患者への面会を、再び全面禁止にした。

 同館では、正面玄関内に院内感染を防ぐためのトリアージを実施し、東京都や大阪府、一部地域を除く福岡県など、感染が流行している地域からの来館を原則禁止にしている。外来患者やその家族らには、2週間以内の県外訪問や体調などを問診した上で、感染の恐れがなければ入館できるという。手指消毒と検温は従来通り続ける。

 入院患者への面会については、全面禁止に戻し、担当医の許可があれば15分以内で1人だけ面会できる。入院患者への荷物の受け渡しは病棟の入り口で看護師ら医療従事者が引き取る。

 同館は「今回の強化策は院内感染防止への主な取り組みであり、外来や入院に関しては、通常通りの診療を続ける」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加