新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業界を支援しようと、佐賀県が7月1日から始めた「佐賀支え愛宿泊キャンペーン」の予約が、枚数ベース(27日時点)で9割に達した。クーポンの総客数は1万4000人分を想定し、一部の割引券はすでに定員に達している。

 2人以上の宿泊で、料金を1人当たり5000円補助する1万円の割引券は、旅行予約サイト「じゃらん」と「楽天トラベル」で扱い、それぞれ発行日に定員に達した。嬉野温泉旅館組合の池田榮一理事長は「県内や隣県を中心に予約が入り、高級な部屋から売れていく傾向がある。旅行への心理的効果は大きく、後押しになっている」と評価する。

 県観光課は「市町の施策を生かし、県内全域をカバーする形で取り組んできた。市町と絡んでうまく進んでいる」と語る。ただ、週末に予約が集中し、宿泊施設以外の消費喚起に課題があるなどとして、8月上旬から平日の宿泊を促す施策も計画している。

 キャンペーンは県民や九州域内の人が対象。宿泊料金の割引クーポン発行のほか、旅行会社が県内旅行を販売している。

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