新たな感染者について説明する佐賀県の大川内直人健康福祉部長(左)=28日夕、県庁

 佐賀県は28日、佐賀市と小城市のいずれも20代男性2人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。佐賀市の男性は佐賀大の学生で部活動のメンバーら20~30人にウイルス検査を実施し、感染経路の特定を急ぐ。小城市の男性は、福岡市内のクラブでの会食後に陽性となった佐賀県内の男性らと接触があった。2人とも軽症。県内の感染者は延べ69人になった。

 県によると、佐賀大の学生は福岡県内のクラブなどは訪れておらず、感染経路を調査中。21日に発熱し、25日に味覚や嗅覚の異常を感じて27日に医療機関を受診し、28日の検査で感染が判明した。発症前後に部活動や県内の食品関係のアルバイト、友人との会食をしていた。アルバイトではマスクを着用していた。学生は1人暮らしだった。

 佐賀大はオンライン授業に取り組み、一部の対面授業以外での入校を控えるよう求めている。サークル活動は感染予防の制限を設けた上で再開を認めていた。「県や保健福祉事務所と連携を取りながら感染拡大の防止に尽力する。一人一人が感染させない、自分が感染しないための行動を徹底するよう、一層啓発に努める」としている。

 小城市の男性は県内の建設会社の会社員で、23~24日に感染が確認された多久市と小城市の20代男性5人の友人。19、21日、後に陽性が判明した友人宅を訪問していた。その際、一緒に訪問した友人も陽性になっている。男性は23日に発熱し、友人の濃厚接触者として県から行動自粛と健康観察を要請された。翌24日のウイルス検査では陰性だったが、26日から発熱などの症状が出て、28日に再び検査を受けたところ、陽性が確認された。今後、同居する家族2人を検査する。

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