県内のものづくり産業への支援を巡り、意見が交わされた検討会=佐賀市市民活動プラザ

 ものづくり産業を支援する佐賀県の「SAGAものづくり強靭(きょうじん)化プロジェクト」の事業検討会が27日、佐賀市の市民活動プラザで開かれた。初年度の2019年度事業の成果や課題が報告され、商工や金融関係の委員12人が意見交換した。

 県ものづくり産業課は、保護者向け企業見学会に関する交通費助成の利用が伸び悩み、本年度は基準を緩和したことなどを報告した。委員からは「工場見学ができるのは大手に限られる。中間層の企業に人が行くような取り組みが必要」「新型コロナの影響で肝心の展示会や商談会が開催できていない。ウェブの活用など柔軟な対応を」などの意見があった。

 事業検討会は年1回開催。終了後、同課担当者は「いかに佐賀のものづくりを知ってもらうかが課題。意見を参考に、就職につながるようなイベントやオンラインの活用などを検討していきたい」と話した。

 プロジェクトはものづくり産業の労働人口増加と生産性向上を目的に、昨年度から4カ年の予定で取り組んでいる。本年度の予算は11事業で約2億3700万円。

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