ベナン共和国の文化や歴史を紹介するシンデテ・マティロ・ジョゼさん=佐賀市の市立図書館

参加者からの質問に答える武藤雄星さん(左)とシンデテ・マティロ・ジョゼさん=佐賀市の市立図書館

 佐賀市国際交流協会は23日、西アフリカの「ベナン共和国」について学ぶ講座を佐賀市天神の市立図書館で開いた。県内への留学生と、現地で活動した元青年海外協力隊のスタッフが、ベナンの文化や現状を紹介して相互理解を呼び掛けた。

 佐賀大理工学部研究科で学ぶシンデテ・マティロ・ジョゼさん(27)は、色鮮やかな民族衣装で登場した。46の民族が暮らすベナンの言語や食べ物を紹介した。佐賀市出身の武藤雄星さん(27)=福岡市在住=は、2017年から2年間現地で小学校教育に携わった経験を語り、「ベナンはベナン、日本は日本。固定概念を捨て、文化や考え方の違いを優劣ではなくプラスに捉えて」と呼び掛けた。

 参加者から「人種差別解消に何が必要か」と質問があり、武藤さんは「知らないことが差別につながる。まずは知ること」と力を込めた。聴講した佐賀大農学部3年の相木菜月さん(20)は「南アフリカに何度か行ったことがあり、共通点を見つけて懐かしく感じた。ベナン独特の食べ物や宗教の話も刺激的だった」と笑顔を見せた。

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