九響トップ奏者の演奏を聞き入る来場者=唐津市本町の旧唐津銀行

 唐津室内楽協会(小島浩彦会長)主催の「第94回虹のコンサート」が26日、唐津市本町の旧唐津銀行(辰野金吾記念館)で開かれた。コロナ禍のため3カ月ぶりとなった演奏会には、九州交響楽団のソロコンサートマスター、扇谷泰朋さん(第1バイオリン)をはじめ、九響の主席奏者たちが弦楽四重奏の名曲を披露した。

 出演は第2バイオリンが山下大樹さん、ビオラが細川泉さん、チェロが山本直輝さん。モーツァルトの弦楽四重奏第14番とブラームスの同第1番がプログラム。軽快なモーツァルトと重厚なブラームスの音色が会場に響き渡った。

 コロナ対策として、入口では検温やマスク着用、手指消毒の協力を呼び掛けた。入場者は50人に制限し、全席指定で座席間隔を空けるなど配慮した。また、九響を支援する募金箱にも多くの善意が寄せられた。

 コンサートは広くクラシックの魅力を知ってもらおうと、2012年1月から始まった。小島会長は「今後もコロナ対策を取りながら演奏会を企画したい」と話す。唐津に実家があるピアニスト坂本リサさん(24)は「カルテットの響きが会場にぴったり。雰囲気と曲を同時に楽しめました」と話した。

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