佐賀県は26日、三養基郡基山町の20代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染確認は7日連続で、延べ67人になった。県内の医療機関に入院する感染者が20人に達したため医療提供態勢を「拡大期」に引き上げ、病床を72床に増やした。

 県によると、女性は福岡県内の商業施設で接客販売の仕事をしている。JRでの通勤時と仕事中はマスクをしていた。15~17、21日に出勤し、16日に喉の違和感を覚え、17日に熱が出た。20日に県内の医療機関を受診したが、PCR検査は実施しなかった。25日に帰国者・接触者外来を受診し、26日に陽性と判明した。女性は軽症といい、夫を濃厚接触者として検査する。

 県は、入院者数に応じて医療提供態勢を6段階に分けており、77日ぶりに感染が確認された20日以降、段階的に引き上げてきた。感染者のいない「平時」から3段階上の「拡大期」に移行したことで、今後は病床を100床以上に増やす。

 町内で初の感染が確認された基山町は26日、対策本部会議を開き、町役場や町民会館など公共施設5カ所で、入館者を検温することを決めた。閉鎖や小中学校休校の措置は取らない。

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