「ディグスポーツ」で子どもの50メートル走を測定、分析する様子が大型モニターに映し出された=佐賀市のメートプラザ

「ディグスポーツ」を使って50メートル走のタイムを計測する子ども

 トップアスリート育成やスポーツ文化の裾野拡大を目指すSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想に基づき、佐賀県はジュニア世代のアスリート発掘につなげる新事業「サガスカウト」を今秋スタートする。子どもたち一人一人に向いているスポーツの適性を科学的知見から見つける。

 発掘事業では、子どもたちの運動能力をチェックし適性種目を判定する測定器「DigSports(ディグスポーツ)」を使った検査が実施される。電通国際情報サービスが開発したシステムで、3次元センサーなどで握力や長座体前屈、50メートル走など運動能力を測定。結果をもとに、80種目の中から本人に向いている種目を導き出す。

 測定会は小中学生が対象で、9月20日のSAGAサンライズパーク総合体育館(佐賀市)を皮切りに、鳥栖、武雄、唐津市の4会場で計5回開かれる。参加無料で、各会場の定員は約150~200人。8月24日から募集を始める。

 ディグスポーツでの測定後、1競技10分程度の競技体験会もあり、関係者は伸びしろがある子どもをその場でスカウトできる。

 各競技団体の関係者らを集めた事業説明会が22日、佐賀市のメートプラザであり、実際にディグスポーツを使って子どもの50メートル走を測定、分析する様子が大型モニターに映し出された。県文化・スポーツ交流局の日野稔邦推進監は「よく知らなかったスポーツでも、自分ならできるのではという気づきを子どもたちに感じてほしい」と話した。

 問い合わせは県SAGAスポーツピラミッド推進グループ、電話0952(25)7345。8月17日からは佐賀新聞サービス内特設事務局、電話0852(37)1833で受け付ける。

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