真剣な表情で揮毫する生徒たち=佐賀市の致遠館中・高

 県内の中学、高校の書道部に所属する生徒たちが揮毫(きごう)する「席書大会」が25日、佐賀市の致遠館中学・高校で開かれた。中学6校から74人、高校は31校から392人が参加し、緊張感が漂う中、一文字一文字に思いを込めて筆を走らせた。

 従来は県内の生徒が一堂に会して体育館などで開催しているが、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、今年は各学校で実施した。

 中学生は50分、高校生は100分の制限時間。中学生は課題の文字を行書や楷書で書く書写部門、高校生は手本を見て書く臨書部門と、俳句や短歌、漢詩を自分の好きな書体で表現する創作部門に臨んだ。生徒たちは真剣な表情で、半紙に一文字ずつ丁寧に記した。

 致遠館高書道部の市丸有紗部長(17)は「練習してきた中で一番よく書くことができた。全力を出し切れた」と声を弾ませ、「書道部では集中力を鍛えることができた。今後の人生でも生かしていきたい」と話した。

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