「農業の応援団になって」と呼び掛けるJA佐賀中央会の杉原浩樹参事(右)=佐賀市の赤松小

 佐賀市中の館町の赤松小(石田正紹校長)は21日、日本の農業を考える授業に取り組んだ。5年1組の30人が農業を元気にする方策を提案し、JA佐賀中央会の職員から農業の現状を指南した。

 JAバンクから贈られた農業を学ぶ補助教材本を基に、児童らは「スマート農業の推進」「農業の魅力をPR」などの案を提出。同会の杉原浩樹参事が提案を受けて講義をした。

 IT技術を駆使するスマート農業に関して、杉原参事は「1台2千万円など高額な機械代と、農業収入が釣り合うか考える必要がある」として、「みんなが機械を買えなければ、他の方法も考えなくては」と話した。

 さらに杉原参事は、2年間の実習を経て就農するトレーニングファームや兼業農家、集落営農などの就農形態を紹介し、「いろんな形で農業を支える人たちが農業を続けていけるよう、周囲の支援も大切」と強調。他国で行われている自国産品の買い支えについても話し、「佐賀県産や国産の農産物を食べて応援することも日本の農業を元気づける。皆さんも“農業応援団”になって」と呼び掛けた。

 祖父母が農業をしているという江里口あかりさんは講義を聞いて、「スマート農業と農業への理解が同時に実現したら、良い農業が実現するのでは。『農業はすごい』とみんなに伝えて、農業を応援したい」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加