エンターテインメント業界を鼓舞するオレンジ色にライトアップされた佐賀市文化会館=20日午後8時、佐賀市日の出(撮影・鶴澤弘樹)

エンターテインメント業界を鼓舞するオレンジ色にライトアップされた佐賀市文化会館=20日午後8時、佐賀市日の出(撮影・鶴澤弘樹)

 佐賀市日の出の市文化会館が20日、エンターテインメントイベントの復活を誓うオレンジ色にライトアップされた。舞台の裏方スタッフが全国の劇場やホールで同時刻に実施し、新型コロナウイルスの収束とイベントの再開を祈った。27日午後8時からも実施する。

 20日午後8時に42台のLED照明が青色からオレンジ色に変わり、会館の建物と外階段を鮮やかに照らした。全国約180カ所で同じ時間に行われ、一部はインターネットで中継された。

 コロナ禍でイベントの中止や延期が世界中で相次ぎ、苦境に立たされたドイツの照明業者などが6月に始めた。国内でも「JAPAN#31プロジェクト」として今月6日に取り組みが始まった。「#31」は照明のカラーフィルターでオレンジ色を意味する。

 佐賀では、同会館の照明や音響などを担う西日本企画サービスが、同会館の協力を得て13日に初めて実施した。同会館では2月から約120件のコンサートやイベントがなくなり、同社の売り上げは、例年同時期の約1割にまで落ち込んでいるという。

 同社の橋本明典係長(39)は「照明器具を触ったのは3カ月ぶりで、第一歩を踏み出せた思い。イベント業界や自粛している全ての人に、少しでも勇気を与えられたらうれしい」と話す。

エンターテインメント業界の復活を願い、ライトアップ(2020年7月20日)
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