ノリの摘み取りを疑似体験する児童たち=佐賀市の大詫間小

 ノリの生産量日本一を誇る有明海を学ぶ授業が20日、佐賀市の大詫間小(下川路隆之校長)で行われた。3、4年生14人がノリの摘み取りを疑似体験したり、海に生息する生き物に触れ、ふるさとについて理解を深めた。

 県有明海漁協大詫間支所青年部などが協力した。青年部員がノリの養殖について説明。県有明水産振興センターの職員は、日本一の干満差がある有明海の特徴や生息するワラスボなどの生態を紹介した。児童からは「有明海のノリはなぜおいしいのか」などの質問が上がった。

 児童たちはノリの摘み取りも疑似体験。校庭に持ち込んだ船に乗り、網を巻き取る作業に挑戦した。有明海で採れたカニや貝などにも直接触れ、父がノリ漁師だという4年の西原哲平君(9)は「(ノリは)好きで、家でよく食べている。船の中での動き方が難しかった」と話した。

 青年部の山田真部長(36)は「ゴミのポイ捨てなどが海に影響することを知ってほしかった。ノリを好きでいてほしい」と願った。

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