ライブ映像を生配信する佐野マサルBANDのメンバー=佐賀市中央本町のライブバー雷神

 佐賀県が主催するインターネット上の文化芸術祭「LiveS Beyond(ライブス・ビヨンド)」が23日夜、始まった。第1弾は佐賀市中央本町の「ライブバー雷神」で、同市のギタリスト佐野マサルさん率いるバンドが無観客ライブを配信した。

 マイクに飛沫(ひまつ)の拡散を防止するアクリル板を設置し、4台のカメラを使い動画投稿サイト「ユーチューブ」で生中継した。約1時間にわたりブルースロックの名曲やオリジナル曲を演奏した佐野さんは、「やっぱり生(演奏)はええな」と笑顔で汗を拭った。ドラム演奏で参加した牛島剛オーナー(48)は、「現状は仕方ない。新しいやり方に挑戦し、可能性を探る機会になった」と語った。

 県は新型コロナウイルス感染症の影響で活動機会を失った文化関係者をサポートする目的で始めた。ライブハウスなどのライブ配信、文化芸術団体などの公演やワークショップにかかる費用などを50万円を上限に支援する。公演やワークショップの告知や動画は、特設サイトで広報する。

 県の担当者は「コロナ禍での新たな収益モデルを模索し、ノウハウを共有しながら進めたい」と話す。

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