ソフトボール男子・牛津-日田林工 1回裏、機動力を生かして先制点を奪い喜ぶ牛津ナイン=佐賀市健康運動センター

ソフトボール男子で優勝した牛津

 佐賀、大分の交流試合として行われたソフトボール男子の「牛津-日田林工」。両校の3年生にとって一つの区切りとなる一戦は、五回降雨コールドという思わぬ形で幕を閉じ、牛津が4-2で勝利を収めた。中武奨主将は「最後に試合をさせてもらえて感謝しかない」とすがすがしかった。

 男子ソフトボール部があるのは県内で牛津だけ。県外で試合することが多いナインに、この日は心強い「援軍」が現れた。約1カ月前に行われたSSP杯のソフトボール女子で優勝した佐賀女子の大声援が会場に響き渡った。「新鮮だった。後押しになった」と中武。初回に3番相川学杜の適時内野安打や敵失に乗じて一挙4点を奪い、相手の出はなをくじいた。

 先発した中川尚紀も味方の援護に応えた。雨脚が強くなった三回に制球を乱し、3安打3四球で2点差とされ、なお2死満塁。「後ろを信じ、前向きに考えた」と外角直球で空を切らせてピンチを脱し、計9奪三振の力投を見せた。

 大分県の高校は全国総体の代表決定戦で毎年顔を合わせるライバル。全国総体が行われないとはいえ、「決定戦のつもりで戦った」と中武。3年生9人はほとんどが高校から競技を始めた。野原拓哉監督は「たくましいチームに成長してくれた」とねぎらいの言葉を掛けた。

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