「ホストタウンおもてなしネットワーク」を結成した団体の関係者ら=佐賀市白山の県国際交流プラザ

 2021年開催予定の東京五輪・パラリンピックで6カ国のホストタウンになっている佐賀県内を盛り上げようと、県内で国際交流に取り組む団体などが23日、「ホストタウンおもてなしネットワーク」を結成した。海外の選手たちが訪れる事前キャンプを見据えて、各国の文化を紹介する取り組み、受け入れの機運醸成に力を入れていく。

 ネットワークは、佐賀とタイを橋渡しする「サワディー佐賀」(佐賀市、山路健造代表)、JICA九州、県国際交流協会、唐津市を拠点とする3人制バスケットボールのプロチーム「カラツレオブラックス」を運営するマッシヴドライブ、県などで構成する。

 県や市町は、オランダ、ニュージーランド、フィジー、タイ、セルビア、フィンランドの6カ国のホストタウンとして登録されている。新型コロナウイルスの影響で東京五輪が延期となったが、山路代表は「ピンチはチャンス」と機運を高める準備期間として前向きに受け止め、ネットワーク構築を呼び掛けた。

 23日は佐賀市の県国際交流プラザでキックオフイベントを開いた。県国際交流協会の黒岩春地理事長が「佐賀に来る選手の活躍を見ることができ、国際交流の素晴らしいチャンスが与えられている」とあいさつ。山路代表は「多文化共生を進めるいい機会。ネットワークでノウハウやアイデアを共有し、幅広い活動につなげたい」と語った。

 ネットワークは8月以降、各国をテーマにした6回のイベントを開く。国際理解を深めるオンライン講座、料理教室やスポーツ体験などを予定している。

このエントリーをはてなブックマークに追加