足踏み式の手作りスタンド。利用者の身長に合わせて、消毒液を置く高さを調整できる

足踏み式の消毒液スタンドを操作する石橋淳二さん=白石町の白石小

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、白石小の用務員石橋淳二さん(59)が、足踏み式の消毒液スタンドを自作している。手で触れる必要がなく、石橋さんは「足踏みの方が清潔。子どもも楽しんでいる」と満足げな様子。手指の消毒を児童に習慣化させ、感染拡大防止に一役買っている。

 スタンドは下に付けたペダルを踏むと、消毒液が出る仕組みとなっている。使う人の身長に合わせて、消毒液を置く板の高さを調整できるようにした。

 6月上旬ごろ、スーパーに設置されていたスタンドを見たのがきっかけ。インターネットで調べて、「これならばひょっとして自分でも作れるのではないか」と一念発起した。自宅にあった材料などで1日かけて試作した。手作りスタンドを知った町役場などから依頼が相次ぎ、計16台を設置した。材料費は1台あたり千円程度という。

 旧塩田工業高機械科出身。「元々、何でも自分で作るのが好きだった。息子が使う農機具の改良もしていた」と笑顔を見せる。

 来校者から作り方を尋ねられることも多い。「必要なのは木材と金具だけ。設計図はないが、作り方は自分の頭に入っている」。今では約2時間で作り上げることができるという。

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