安倍首相(中央)に提言した自民党豪雨災害対策本部の今村氏(右端)ら=東京・永田町の首相官邸

 7月上旬の九州を中心とした豪雨被害を受け、自民党豪雨災害対策本部事務局長の今村雅弘衆院議員(比例九州・鹿島市)らは22日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に緊急提言をした。近年、豪雨被害が頻発しているため、中・長期的な視点に立った対策を推進することなどを申し入れた。

 党幹事長の二階俊博本部長が提言書を安倍首相に手渡した。内容を説明した今村氏は「大雨が常態化している。国土強靱化を含めて中長期的に対応する必要がある。ボランティアの活動など新型コロナウイルスを踏まえた対応も求められる」などと伝えた。安倍首相も「ぜひやらないといけない」などと応じたという。

 今村氏は党災害対策特別委員長でもあり、19、20の両日には、被害が大きかった熊本県を訪れて関係者から直接、意見を聞いた。提言書では、弾力的な財政支援や被災者に寄り添う支援策の実施などを求めている。有明海を念頭に流木や災害廃棄物の回収・処理の早期支援も盛り込んだ。

 今村氏は「河川のしゅんせつなど、困っている被災地の意見も提言に加えた」と話した。

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