新たに6人の陽性患者が確認されたことを受け、感染防止対策の徹底や4連休の過ごし方などについて話す山口祥義知事=22日午後6時50分ごろ、佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は22日、県内で6人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、県庁で臨時会見を開き、4連休を前に福岡県など感染者の多い地域の人と接する場合は互いにマスクを着用するよう呼び掛けた。

 佐賀県内は19日から3日連続で計8人の感染が確認された。いずれも福岡県との関連で感染したとみられる。8人の年代は20代が6人、30代1人、50代1人で、若い人が会食の際にマスクを着用せずに感染が広がっているのが特徴。

 山口知事は「若い世代から高齢者や基礎疾患がある人に感染するのを危惧している」と警戒感を示した。

 22日から政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まり、県も独自に九州域内を対象に観光支援を展開している。キャンペーンを見直す考えがないか、記者団から問われ「コロナは先が見えない。明日以降、感染が広がっていくのか、日々緊張感を持って取り組まなければならない」と述べ、今後の状況を注視する考えを示した。

 福岡県への往来自粛についても現時点では呼び掛けないとし「東京中心に広がり、福岡まで迫ってきたと認識せざるを得ない。県境を越えて『Go To』が始まった状況なので、マスクを着用し、3密を避けるなど基本原則を改めて徹底することが大切だ」と強調した。

このエントリーをはてなブックマークに追加