警察官を装う職員証を偽造したとして、有印公文書偽造の罪に問われた福岡県行橋市、アルバイト男性被告(36)に佐賀地裁は21日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 今泉裕登裁判長は判決理由で「報酬目当てに詐欺の受け子を引き受け、その下準備として偽造に及んでおり、犯行に至るいきさつにくむべき点はない」と指摘した。一方、前科がなく反省の態度を示していることなどを考慮したとした。

 判決によると、被告は氏名不詳者と共謀し、4月11日午前8時55分ごろ、佐賀市内のコンビニエンスストアのコピー機を使い、「警察庁九州管区」などと記載された職員証1通を印刷するなどして偽造した。6月30日の初公判では、新型コロナウイルスの影響で失職したことを犯行の理由にしていた。

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