佐賀県は21日、唐津市の20代女性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。福岡市内で友人と会食した際、感染した可能性があるとの見解を示した。発熱などの症状はあるが、軽症という。佐賀県内での感染確認は20日に続き2日連続で、感染した人は再陽性の2人を含めて延べ49人になった。

 県によると、女性は福岡県内の事業所の職員。11日に福岡市内で友人ら男女8人と会食した。13~18日は勤務し、18日に再び市内で友人ら5人と会食した。19日に発熱し、唐津保健福祉事務所管内の医療機関を受診。20日には帰国者・接触者外来を受診し、21日に検査で陽性と判明して感染症指定医療機関に入院した。

 濃厚接触者は女性と同居している40代の父親と50代の母親で、症状はないが、県が検査する。

 11日に会食した友人ら8人のうち、福岡市在住の1人が福岡県側で感染が確認された。佐賀県は残る7人の中に含まれている県内在住の2人と、唐津市の女性が受診した医療機関の看護師ら3人を検査する。

 唐津市は21日に対策本部会議を開き、市の施設などで実施している感染防止対策をさらに周知、徹底していくことを申し合わせた。

 20日に感染が確認された鳥栖市の50代男性に関しては県が、家族3人と従業員1人を濃厚接触者として検査し、陰性だった。山口祥義知事は21日の対策本部会議で「(感染がこれ以上拡大しない)閉じている状況と認識している」と述べた。鳥栖市は同日の対策本部会議で、小中学校の夏休み期間の変更や、体育施設などの利用制限は実施しないことを確認した。

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