「鹿島一声浮立」を踊る動画を募集している鹿島小の5年生=鹿島市の同校

鹿島小のホームページ内「鹿島おどり」動画募集のQRコード

 動画で鹿島を元気に-。鹿島小の5年生が総合的な学習の一環で「鹿島おどり」を踊る動画を地域から募集している。新型コロナウイルスの感染拡大防止で今年は中止になったため、子どもたちは「動画を一つにして、みんなで踊っている感じにしたい」と呼び掛けている。完成した動画は、地元の鹿島ケーブルテレビの協力を得て放送する。

 鹿島おどりは、半世紀前の1962年に水害で被災した市民らが復興を願って翌年から始めた。児童らは由来などを調べていたところ、8月7、8日に予定していた今年の本番が中止になった。

 「コロナに負けず、それぞれの場所で踊ろう」。5年生70人は班に分かれてチラシやポスターを手作りし、地域のお店を回ったり、家庭に回覧したりした。先生たちも協力しながら校内でコマーシャルを撮影し、鹿島ケーブルテレビで流している。

 5年生の森彩芭(いろは)さんは「少しでも鹿島を元気にしようとみんなで頑張っている」。学年主任の鳥飼理恵教諭は「地元の誇るべきお祭りを後世に伝え続ける気持ちを育めたら」と話す。

 求めているのは「ヤッサ、ヤッサ」の掛け声でにぎやかな「鹿島一声浮立」を踊る動画で、鹿島小のホームページから投稿できる。7月末まで。フェイスブックで「鹿島おどり」と検索すれば、音源がある。

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