映画「張込み」のロケ地を訪ねてまとめたアルバムを手にする古賀さん

 松本清張原作の映画「張込み」(1958公開)のロケは、ほとんど佐賀で行われた。佐賀市の古賀照彦さん(73)は、「ロケ地を訪ねて」と題し、当時と今の写真を比較して並べ、地図なども載せて2冊のアルバムにまとめた。一冊は西与賀公民館に寄贈している。

 古賀さんは元刑事で、DVDで「張込み」を見て、映画の刑事たちと自分を重ね合わせた。旧佐賀警察署でも働いていたので、思い出深い映像だった。

 西村雄一郎さんが2013年に佐賀新聞に連載した「ドキュメント張込み」の記事を読み「ロケ地の今を全部訪ねてみよう」と、記事を参考に、カメラと地図を片手にロケ地巡りを始めた。

 何回も訪ねてやっと分かったり、映画に出る屋号と地図を突き合わせて歩き、葬儀があった神埼の家などを探し出す過程が楽しいとのこと。「今残しておかないと、また変わると思います。まだ訪ねていない大分の宝泉寺温泉に行きたいです」と古賀さん。(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)

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