のりを提供した県有明海漁協青年部の蒲原謙一部長(左)と旅館大和屋の山口勝也さん=佐賀市の同旅館

 佐賀県有明海漁協青年部(341人)は、県内の20旅館に焼きのりを贈った。宿泊客に最高品質の県産のりを朝食で提供する「焼き海苔(のり)3枚」運動を続けている旅館で、長年の取り組みに対する感謝と、新型コロナウイルスの影響を受ける旅館へのエールを込めた。

 のりは昨シーズンに採れた一番摘みで、口溶けが良く甘みが強いのが特徴。各旅館に全形の半分サイズ(5枚入り)を約50袋ずつ届けた。

 15日には佐賀市富士町の古湯温泉にある旅館大和屋に届けた。2009年から「焼き海苔3枚」運動に取り組む大和屋の山口勝也(かつや)さん(57)は「応援していただき、本当にありがたい。のりは宿泊客に渡したい」と話した。

 山口さんが代表を務めるボランティア団体「こだまの富士(さと)倶楽部」は、03年から「有明(たから)の海への植樹祭」を開催し、同青年部も参加してきた。青年部の蒲原謙一部長(48)は「山口さんたちは山の上から何かできないかと、植樹も懸命にされている。応援と感謝の気持ちを込めた」と思いを述べた。

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