嬉野市のキャンペーン事業について説明する村上大祐市長=嬉野市役所

 佐賀県嬉野市は20日、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用客を対象にしたキャンペーンを実施すると発表した。嬉野市に加え、鹿島市や藤津郡太良町など県西部エリアを中心に周遊する観光プランを開発する。今後詳細を詰め、10月からの開始を目指す。

 新型コロナウイルスの影響を踏まえ、少人数での利用を想定している。今年の「鹿島酒蔵ツーリズム」が中止になったこと受け、代わりのイベントを組み込むことも検討している。プランの利用客には特産品を贈る。プランの開発は観光協会などに委託する方針で、事業費は5千万円。

 村上大祐市長は「一つの場所に大勢のお客さんを集める集客モデルは今後、社会的には求められず、もてなす側も心配の種になる」という認識を示し「魅力的な拠点を複数設けて、そこを周遊し、経済効果を出すモデルをつくりたい」と話した。

 一方、「Go To トラベル」に関しては、新型コロナの感染が拡大傾向である点や、豪雨災害を踏まえ「現時点での実施は、受け入れ体制も整っていないため、安心安全という点で心配な点が残る。慎重に考えてほしい」との見解を示した。

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