佐賀県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者について説明する県健康福祉部の大川内直人部長(左)=20日夜、県庁

 佐賀県は20日、鳥栖市在住の50代の男性会社経営者の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。喉に違和感があり軽症という。県内での新規感染確認は5月4日以来、77日ぶり。家族3人と従業員1人の計4人を濃厚接触者として調べる。県内の感染者は再陽性の2人を含めると、延べ48人になった。

 県によると、男性は県内で情報関連会社を経営している。15日、後に感染が確認された福岡市から通勤する40代の男性従業員と職場で1時間ほど接触した。両者共にマスクを着けておらず、県はここで感染した可能性が高いとみている。

 男性は19日に喉の違和感や倦怠(けんたい)感が出て、従業員から感染したと連絡を受けたため、20日に帰国者・接触者相談センターに相談した。ウイルス検査の結果、陽性を確認し、入院した。

 陽性の従業員は16日に発症し、19日に福岡市が陽性を確認。福岡市から20日に佐賀県に濃厚接触者がいるとして検査依頼があった。

 現在、判明している男性の濃厚接触者は一緒に暮らす80代の母親、50代の妻、20代の娘と、従業員の40代女性の計4人で症状はないという。ウイルス検査を実施し、全員が陰性と判明した。

 77日ぶりの県内での感染確認に関し、大川内直人健康福祉部長は「全国的に感染者が増えている。今回のように無症状でも感染することが分かっており、改めて『3密』を避け、マスクの着用を徹底してほしい」と呼び掛けている。

〈新型コロナ〉佐賀県内77日ぶりに新規感染者を確認、県が説明(2020年7月20日)
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