秘伝のたれをつけながら、ウナギを焼き上げる職人=20日午前、佐賀市の本庄うなぎ屋本庄店

 21日は「土用の丑(うし)の日」。佐賀県内のウナギ専門店は新型コロナウイルスの感染予防策を徹底しながら、書き入れ時を迎えている。夏本番を前にスタミナをつけようと、客からの注文が相次いでいる。

 佐賀市の「本庄うなぎ屋本庄店」では20日、午前11時の開店直後から多くの客が訪れた。調理場では、職人が串を刺したウナギにじっくり火を通し、40年以上継ぎ足している秘伝のたれで味付けをしていた。

 同店は4月下旬から約2週間、新型コロナの影響で休業した。再開後は消毒液の設置やホール従業員のマスク着用に加え、使用後のテーブルのアルコール消毒を徹底している。来客数は休業前の6、7割ほどに減っているものの、持ち帰りメニューの注文や問い合わせは徐々に増えているという。職人の道崎浩士さん(34)は「客足が戻りつつあり、ありがたい。土用丑の日を機に改めて味わってもらいたい」と話す。

 店によると、今年はウナギの稚魚が豊漁だったが、丑の日までに成魚として店頭に出回る量は少なく「例年より品薄」という。一方で、販売価格が5~10%安くなっている県内スーパーも見られる。

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