佐賀県は、佐賀市鍋島3丁目の飲食店「ぢどりや焰(えん)」が提供した食事が原因でカンピロバクターによる食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づき20日から2日間の営業停止命令を出した。20~40代の男性客3人に腹痛や下痢、発熱の症状が出た。現在は回復に向かっている。

 県生活衛生課によると、3人を含む同じ職場の4人は11日、同店でささみ串焼きやあぶりレバ刺しなど加熱が不十分な鶏肉を食べた。このうちの1人の家族から14日、佐賀中部保健福祉事務所に「食中毒の症状が出ている」という連絡があり、検便したところ、3人からカンピロバクターを検出した。店は17日から営業を自粛している。

 カンピロバクターは鶏や牛の腸管にいる細菌で、少量でも食中毒を引き起こす。県内でのカンピロバクターによる食中毒は今年初めてで、2019年は1件発生した。熱に弱いため、生活衛生課は「十分な加熱調理を」と呼び掛けている。

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