消波ブロックに流れ着いたアシや木のくずなどを箱舟に集める作業員ら=佐賀市の川副海岸

 7月6日から12日にかけて九州に被害をもたらした豪雨の影響で、有明海沿岸に漂着したごみを回収する作業が20日、佐賀市川副町の川副海岸を皮切りに始まった。遅くとも8月末にかけ、有明海に面した県内17カ所の海岸でごみを引き上げる。

 同町大詫間の川副海岸では、委託を受けた建設会社の作業員10人が、消波ブロックに漂着したごみを回収した。一帯には川の上流から流されたとみられるごみが打ち寄せられ、長さが4、5メートルある柱のような木材やアシのくずのほか、建設資材とみられるプラスチックや靴、中身の入ったガソリン缶などもあった。分別しながら箱舟に乗せ、クレーン車で岸壁に引き上げた後も細かく仕分けた。

 県河川砂防課によると、作業は県が結んでいる防災協定などに基づき、県内の建設業者が請け負う。担当者は「漂着したごみが詰まると消波ブロックの機能を損ない、堤防を守れなくなる恐れがある。できるだけ早く作業を終えて台風シーズンに備えたい」と話していた。

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