2回戦・厳木-武雄 6回表厳木1死一、二塁、5番篠原龍晟の中前打で同点のホームを踏む二走力石翔飛=みどりの森県営球場

 「一戦必勝」を掲げた厳木は、小所帯で一丸となり、全員野球で挑んだ。結果は4―11で八回コールド負けだったが、中盤まで互角の勝負を展開した。岩本洋和監督は「少ない人数でよく頑張ってくれた」と選手をねぎらった。

 ことしの野球部員は8人。力石翔飛主将は「(代替でも)最後の大会に出たい気持ちがあった」。監督や選手で声を掛け、大会直前に2人の助っ人が加入し、試合ができる人数が集まった。

 3年の井手将隆は、6月中旬にサッカー部員としてSSP杯を終えた。「人数が足りないと聞いて、力になれるなら」と、約1カ月前に2競技目での出場を決意。力石主将は「ありがたかった」と振り返った。

 試合は武雄にリードされる展開となったが、六回に意地を見せた。3番力石の右前打、5番篠原の中前打などで3点を奪い、一時は同点に持ち込んだ。勝利を挙げることはできなかったが、攻撃時はコーチャーを交代で務めるなど、全員で力を合わせて戦い抜いた。

 力石は「10人で野球部という感じでできた。3年間頑張ってきたことは出し切れたし、楽しくやれた」。

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