佐賀の食材を使った和食のおかず3品の調理を実演した平河直さん=佐賀市のアバンセ

佐賀の食材を使った和食のおかず3品の調理を実演した平河直さん(左)=佐賀市のアバンセ

 学校給食に地元食材を使う和食を取り入れることを考えるセミナーが18日、佐賀市のアバンセで開かれた。県内の生産者が米のおいしさを伝え、和食の料理人がそれを引き立てるおかず3品の調理を実演した。

 白石町の農事組合法人「2Bファーム」の原巻守代表理事は、ご飯とみそ汁、漬物を毎日食べていることを紹介。農作業が忙しい時は田んぼで昼食を取り、「外で食べるおにぎりが一番おいしい。和食は日本人に一番合った食生活」と語った。

 ミシュランガイドで一つ星を取った「料理屋あるところ」(唐津市)を営む平河直さんが、さばのみそ煮は魚を湯につけて冷水に入れ、臭みとぬめりを取るよう助言。酒やショウガ、砂糖などで甘く煮た後、溶かしたみそを入れて強火で煮詰めた。チンゲンサイと白菜の塩もみ風、豆腐と海苔(のり)の汁もつくり「うまみが強ければ塩分は減らせる。食べる人を思い、素材の味を引き出すことを考えて」と呼び掛けた。

 セミナーはJA全中が主催し、料理人や食品メーカーでつくる「和食給食応援団」が実施した。新型コロナウイルス予防のためオンライン中継で行い、全国の栄養教諭ら140人が聴講した。

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