県産農作物のブランド力向上について語る江口慎一さん=佐賀市のアバンセ

 県産農作物のブランド力向上を考える自治体職員向け研修会が17日、佐賀市のアバンセで始まった。東京都の経営コンサルタント、江口慎一さんが大消費地の情報を収集し、販路開拓に向けた問題を解決するよう職員11人にアドバイスした。

 江口さんは、クレソンやアコウなどの食材が、地方都市の道の駅では東京の5分の1の価格で販売されていた例を紹介した。大消費地の相場、好まれる味付けを調べる重要性を強調した。

 糖度の高いミニトマトを買い物客の目に留めてもらう工夫も説明。赤い化粧箱に入れて試食を促した上で、贈答品としても売れるようになる可能性を話し、「生産者のこだわりを伝える仕掛けが大切。今ある地域資源を生かし、つないでほしい」と呼び掛けた。

 研修は県市町村振興協会が2016年から実施してきた。今年は10月まで計5回開き、食品衛生の専門家による新型コロナ感染症対策、著名シェフの特産品への助言などを行う。

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