峰達郎市長(右)に来夏のエアコン設置を求める7小学校の保護者代表=唐津市役所

 唐津市内の小中学校のエアコン未設置を巡り、統廃合が検討されている七つの小学校の保護者は17日、来夏までのエアコン設置を求める要望書を市に提出した。峰達郎市長は「エアコンは付けていく方向で早いうちに進めたい」と応じた。

 伊岐佐、箞木、厳木、平原、東唐津、切木、大良の7小学校の保護者有志が、署名2147筆を添えて提出した。市内のエアコン未設置は29校で、このうち17校は12月末までに設置を終える予定。一方で、統廃合が検討されている7校は具体的な設置計画が示されておらず、市は財源や整備手法などを検討している。

 保護者側は峰市長に対し「統廃合は確定していないのに(計画がないのは)遺憾に思う」などと話した。終了後、代表の笹山秀隆さん(43)は「時期を明確に示してもらえなかったのは残念だが、前向きに検討されていると感じた。設置されるまでしっかりと見ていきたい」と述べた。

 市は同日、市民団体から出ていた質問状に回答した。旅館など民間施設を教室として活用することについては、不特定多数の出入りがあり新型コロナウイルスへの感染の恐れもあるとして、検討を取りやめた。暑さ対策として、エアコン設備のある市の施設の活用を示し、生徒数100人未満の8校と約270人が通う佐志小が利用を申し出ている。大型扇風機の購入も提示した。

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