6月に佐賀空港発着の国内線を利用した人は計4448人で、4万4073人だった前年同月と比べて89・9%減だった。月ごとの集計では、開港以来、最低になった今年5月(2340人)より2108人増えている。新型コロナウイルスの影響で需要が伸び悩む中、増加に転じた。

 県空港課によると、羽田便が前月より1695人増え3630人、成田便が413人増の818人。5月下旬までに政府の緊急事態宣言が全国で解除され、政府が要請していた県境をまたぐ移動自粛が6月19日に全面解除されたことが背景にあるとみている。

 1日5往復を運航していた羽田便は、4月中旬から6月末まで1日1往復に減便。1日1往復だった成田便は6月末まで日曜だけの週1往復となった。7月は羽田便が1日2~3往復、成田便は月に11往復と便数を一定程度戻している。

 全日空(ANA)は夏休み期間や観光支援事業「Go To トラベル」による需要増を見込み、8月の羽田便を1日5往復に戻すと発表したが、政府は感染状況を踏まえ東京都発着の旅行を割引対象から除外すると表明した。県空港課の黒田哲也課長は「佐賀空港の利用に影響がないとは言えず、さまざまな動きを注視したい」と話した。

 国際線は現在も全線で運航を見合わせている。

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