2019年5月から1階の商業スペースの入居者がゼロのままになっている唐津市水産会館=唐津市海岸通

 唐津市は16日、テナント入居業者が1年以上不在になっている海岸通の市水産会館について、入居希望者(団体)の事業内容を判断する明文化した基準案をまとめた。基準を分かりやすく示すことで、会館の利活用の促進につなげたい考え。

 1階には飲食コーナーや、鮮魚などを扱う水産物展示場がある。基準では飲食コーナーについて、テイクアウトやインターネット販売など、商品の提供方法は問わないと明記した。展示場も加工や製造の現場としての使用を想定しつつ、商品の提供方法は不問とした。

 会館は2013年、市が3億400万円をかけて整備した。水産業振興を条件に整備費の8割以上を九州電力玄海原発の核燃料サイクル交付金を充てた。飲食コーナーは17年に閉店、19年5月には水産展示場から業者が撤退した。

 基準は近いうちに市長決裁を経て用いる。市水産課は「基準ができたことで会館の利活用を早急に図りたい」と話す。

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