清水の滝で開かれた山開き式。小城市観光協会の役員やコイ料理店の経営者が、観光客の安全を祈った=小城市小城町

 清流で知られる佐賀県小城市小城町の清水の滝で16日、山開き式が開かれた。市観光協会の役員ら約20人が集まり、新型コロナウイルスの影響で低迷が続く観光需要の回復を願った。

 滝の落差は75メートルあり、その清流は「名水百選」に選ばれている。周辺には湧き水で養殖したコイの料理店が並び、夏場は涼を求める観光客でにぎわう。今年は新型コロナの感染再拡大への懸念もあり、先行きが見通せない状況が続いている。

 式では「清水観音」と呼ばれる宝地院の住職の読経に合わせ、観光客の安全を祈った。観光協会の村岡安廣代表理事は「清水の滝は千数百年の歴史を持つ霊場で、疫病から多くの人たちを救ってきた。地域の営みが盛んになり、明るい兆しが訪れるよう祈願した」と話した。

 
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